神戸監督が示唆 イニエスタ&ポドルスキ“揃い踏み”はあるか
「しっかり練習を見て判断する。可能性? 可能性はなくはない」
7日、J1神戸の吉田孝行監督が言った。一時帰国していた前スペイン代表MFイニエスタ、骨折で戦線を離脱していた元ドイツ代表FWポドルスキが、11日のホーム磐田戦で初共演する可能性をメディア陣に聞かれ、こうコメントしたのだ。
家族の引っ越し手続きのために1日のアウェーC大阪戦、5日のアウェーFC東京戦を欠場したイニエスタ。ガッカリしたのは、イニエスタの勇姿を一目見ようとチケットを買い求めたファンたちだ。2試合とも前売り段階でチケットは完売していたが、イニエスタが再来日したのは5日夜。FC東京の本拠地・味スタにはいちるの望みにかけたファン4万4801人が詰め掛け、今季最多となった7月22日の横浜M戦(3万4126人)を約1万人も上回った。
「FC東京ファンにしてみたら、勝敗的にはイニエスタ不在は大歓迎だったとはいえ、イニエスタを見たかった! というのがホンネ。FC東京の一部ファンは<イニエスタ 帰ってしまい 家ニスタ>と五・七・五の俳句をひねり、複雑な心境を吐露していた」(サッカー関係者)