大坂なおみ全米制覇で 黒人ハーフのジュニア育成急加速?
外国人の血に頼らざるを得ないということか。
テニスの全米オープンで日本人初の4大大会シングルス女王となった大坂なおみ(20)は、母は日本人で父はハイチ系米国人。生まれは大阪だが3歳から米国へ移住。今は二重国籍で片言の日本語しか話せない。黒人とのハーフで、180センチと大柄な体格から繰り出す200キロ近いサーブを見て、「日本人初」という響きに違和感を覚える人も少なくないそうだ。
しかし、国内のスポーツ界には、オコエ瑠偉、宗佑磨(プロ野球)、ケンブリッジ飛鳥、サニブラウン・アブデル・ハキーム(陸上)、高安(大相撲)、酒井高徳(サッカー)、ベイカー茉秋(柔道)、渡嘉敷来夢、八村塁(バスケット)、ダニエル太郎(テニス)、吉村真晴(卓球)など、すでにハーフやクオーターの選手が多数存在し、五輪でメダルを取った者もいる。
大坂なおみも黒人のDNAを受け継いでいるが、特に黒人が強い五輪種目といえば、陸上の中・短距離やハードルにマラソン。日本選手はメダルの可能性がゼロといっても過言ではない競技だ。