LPGAのツアー改革 トラブルの“元凶”は小林会長の説明不足

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 一事が万事だが、LPGAが取り組んでいるツアー改革はさまざまな方面で波紋を呼んでいる。

 そのひとつがプロテスト受験資格の変更だ。これまで4月1日時点で「18歳以上」が、来年から「17歳以上」になる。高校在学中にプロテストを受験できるようになった。

「日本高等学校ゴルフ連盟(高ゴ連)にとって一番のイベントは、夏の8月に行われる全国高等学校ゴルフ選手権です。その時期にプロテスト開催なら、トップレベルの女子選手たちが出場できず、大会がしぼんでしまう」(高ゴ連事務局)

 プロテスト受験年齢の変更について、LPGAから高ゴ連に相談や連絡は一切なく、困惑している。

「子供たちが夢を持っている大会です。子供の将来もあり、それはLPGAの発展にもつながる。高ゴ連はLPGAとケンカをしているわけでなく、団体と団体との付き合いが何でスムーズにできないのか残念でならない。今、高ゴ連の中曽根弘文会長名でLPGAに質問状を出しており、9月末までの返答を待っている状況です」(事務局=前出)

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