パナマ戦3-0の完勝劇だったのにスカッとしないのはナゼだ
目に付いたのは「互いの特徴を理解した上でコンビネーションを高めていこう」だった。もちろん極めて大事なことである。個々の選手が、自身の“ストロングポイントだけ”をアピールしようと勝手気ままにプレーしては、攻守の連係なんて取れたものではない。
その前提を踏まえた上で重ねて言いたい。
トップ下のMF南野と左サイドアタッカーのMF原口の共演は過去2試合だけ。1トップのFW大迫とは初顔合わせだ。
そうはいっても、まずは連係不足を解消することが主眼となり、自分の特徴を前面に押し出す前に味方選手の良さを引き出そうと“遠慮がちにプレー”しても、高いレベルでのコンビプレーを構築することは難しい。
16日に埼スタで行われるウルグアイ戦は、各選手が持ち味を存分に出し合った「スカッとした試合」を期待している。
(構成・本紙編集部)