オフ順調の巨人岡本“4番2年目”のジンクス克服への懸念材料
「新人時代から三塁を2年間守ったものの、守備に難があり、左翼へ転向。1年守ってやっと一塁に定着したのに、原監督が復帰した途端に今度は三塁復帰ですからね。打撃力を生かすためとはいえ、ポジションはたらい回しです。一塁守備にしても、井端コーチが根気強く、それこそマンツーマンでキャンプから指導して、ようやく自信を持った。守備の不安が消えたことが打撃開眼につながったが、恩師の井端コーチが退団してどうなるか。初のコーチ業となる新任の元木コーチ(大介内野守備兼打撃=47)の手腕にかかっている」(チーム関係者)
岡本の打撃に影響が出ないよう、安定した三塁手として育成する役目が課される。「内野守備兼打撃」という新しい役割のコーチとして、責任は重大である。