アジア杯決勝カタール戦はGK権田とDF富安の奮闘に期待する
UAEで開催中のアジアカップ決勝に森保ジャパンが駒を進めた。
準々決勝までの戦いぶりを見ていると「ベスト4にふさわしいチームなのか?」と懐疑的にならざるを得なかったが、準決勝で強豪イランを相手に勇敢に戦い、3―0という素晴らしい結果を手に入れた。ぜひ5度目のアジア王者の座をゲットして欲しいものである。
第1GK東口順昭(G大阪)のケガでゴールマウスを守り続けた権田修一(鳥栖)に注目した。
イラン戦ではキックオフ直後のスルーパスに機敏に反応。動きだし、滑り込むタイミング、キャッチング姿勢など一連の所作に無駄がなかったので「今日は安心して見ていられる」と実感した。
プレー全体に安定感が漂い、イランの飛び道具であるロングスローにも的確に対応していた。
ロングスローは、ピンポイントで味方選手の頭に合わせてくるし、オフサイドが取れない分、近くの相手選手がポジション取りの邪魔をしたり、非常に厄介なシロモノである。しかもイランにはロングスローを放ってくる選手が2人!もいた。