ソフト柳田にメジャー熱視線 来オフ挑戦なら年俸いくら?
■予備軍の西武秋山、DeNA筒香より上
順調なら今オフに西武の秋山(30)が海外FAで、さらにDeNAの筒香(27)もポスティングによるメジャー挑戦がウワサされているが、大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「最も評価が高いのは柳田でしょう」と、こう続ける。
「秋山も三拍子揃ったいい選手ですが、柳田は打順の応用が利く。1、2番タイプの秋山に比べて、柳田はメジャーでも中軸を打てるパワーがある上に、率も残せる技術があり、チャンスメーカーとしての役割も担える。筒香はパワーはあれど、足が遅く、守備も決してうまくない。どこまで高い評価を得られるかは疑問です」
では、柳田はメジャー球団と高額契約を結べるのか。
「渡米が最短で32歳という年齢はネックになるが、それでも2年総額2000万ドル(約22億円)は手にできます。強豪球団でない場合は、3年契約も可能かもしれない。メジャーでは野手の評価は35歳という年齢を境にガクッと下がるのは事実。契約年数も35歳を越えないようにするのが基本です。ヤクルトの青木も35歳で日本に復帰しています」(前出の友成氏)
柳田の今季年俸は5億7000万円。たとえ実働期間が短くとも、メジャーに挑戦する価値はありそうだ。