窃盗事件に下級生への恐喝 不祥事続く日本文理野球部の闇
■「解決した問題」
日刊ゲンダイは日本文理高等学校の上野順治校長に電話取材を申し込んだところ田中利夫副校長が対応した。
――野球部内で恐喝事件がありましたね。
「事件は解決した問題です。終わっています。詳細については個人情報の問題もあるのでお答えできません」
――恐喝した部員は停学にもならず、試合にも出ている。恐喝が見つかったからお金を返した、謝罪した。だから罪は問われないというのは世間では通用しませんが。
「それは認識が違う。健全に無事解決していますから」
――事件は高野連には報告していますか。
「報告しています」
――これまでの事件は外部にも知られており、進路に影響しないか心配している父兄もいます。
「それは初めて聞きました」
日刊ゲンダイは新潟県高野連に、日本文理高から「野球部で恐喝事件があった」との報告を受けたか問い合わせたところ、「あったともなかったとも外部に話す必要はありません」との返答だった。