名門・早稲田高でもパワハラ騒動 野球部前監督が悲憤告白

公開日: 更新日:

 国内有数の歴史を持つ伝統校にパワハラ疑惑が持ち上がっている。早稲田高校野球部の前監督が同校の理事長と副校長を提訴していることが日刊ゲンダイの取材で分かったのだ。

 同校OBである三原伸吾氏(57)が野球部監督に就任したのは一昨年8月。都内有数の進学校でもある同校は練習時間や環境にも制限がある。そのハンディを補うべく、三原監督はコミュニケーションと自主性を重視した指導法を取り入れ、都大会8強入りを目標に掲げてスタートを切った。早稲田高時代にエースとして活躍した三原監督の就任にOB会も全面バックアップ。昨年4月には三原監督の取り組みが「スポーツ報知」に大きく取り上げられるなど、チームの士気がいよいよ高まり始めたころ、学校側から突然、解任を告げられたというのだ。

 三原氏が言う。

「昨年の5月1日です。学校の校長室に野球部の松永部長と一緒に呼び出され、副校長からいきなり『なんだこの新聞は!三原さん、アナタはクビ! 解雇!』と言われたのです。余りに突然で一方的な通告に呆然としました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した