輝星一軍デビューで 日ハム二軍投手陣の闘争心に火が点く

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■「あくまで競争相手」

 一方、吉田の一軍デビューが決まったことで、ファームの雰囲気が少なからず変化している。

 一軍の舞台で活躍するべく、汗を流す彼らにとって、いくらドラ1の逸材とはいえ、高卒新人が6月という早い時期に昇格する。プロである以上、刺激を受けないはずがない。中堅投手が「輝星が初めて一軍に上がることはうれしいことですけど、あくまで競争相手。一軍の枠が一つ減るし、自分が呼ばれないことをしっかり受け止めなくてはいけない」と話せば、一軍経験がない先輩投手は「輝星が先に行く形になって悔しさはある。僕も早く一軍の景色が見たい。いつ声がかかってもいいように、準備はできています」と声に力を込めた。

 この闘争心が、ひいてはチームのプラスに転じるか。

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