今季自己ベストで首位T発進 石川遼は最終日まで持つのか
【日本プロゴルフ選手権】初日
悪天候で1日遅れの開幕となった今大会、石川遼(27)は7バーディー、1ボギーの65で今季自己ベスト。6アンダーの首位タイにつけた。
持病の腰痛に苦しむ石川は、今季の国内開幕戦を欠場すると、5月の中日クラウンズは2日目のスタート前に途中棄権。翌週のアジアパシフィックオープン選手権ダイヤモンドカップも欠場し、「状態はかなり悪く、無理をすれば選手生命にかかわるぞ」という声が選手間から聞かれた。
先月は4大会を消化して腰痛による棄権はないが、今大会は初日が悪天候で中止になっており、日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長は記者会見で「72ホール完結したいと考えている」と述べ、最終日(7日)に36ホールを行うことも視野に入れている。
「今はだまし、だましプレーしている状態。腰痛患者に1日36ホールは厳しい。日曜日も快晴は期待できない。雨だけはかんべんして欲しいというのが遼の本音ではないか」とベテランプロは気遣う。
てるてる坊主にお願いするか。