初海外&初メジャーでVの快挙 渋野日向子“スイングの秘密”

公開日: 更新日:

 今大会はバーディー合戦の様相になり、渋野は25バーディー(5ボギー、1ダブルボギー)を奪い、最後まで勢いが衰えなかった。

■ギャラリーを味方につけたスマイルシンデレラ

 初のメジャー、初の海外試合にもかかわらず渋野はラウンド中に笑顔を絶やさず、地元メディアに「スマイルシンデレラ」と呼ばれた。

 メジャー大会はタイトルの重みからプレッシャーがかかり、普段通りにプレーできない選手が多い。優勝がかかるパットでは手がスムーズに動かなくなることもある。

 ましてや日本人選手にとって42年ぶりのメジャー優勝の期待がかかり、単独首位発進ならなおさらだ。

 これまで岡本綾子、福嶋晃子、宮里藍、宮里美香、畑岡奈紗ら多くの日本人選手がメジャータイトルに近づいたが、手が届かなかった。

 ところが渋野は過去の日本人選手とは違った。

「最後までしっかり攻めていきたい。攻めていかないと優勝はない」という覚悟で臨んだ最終日も、笑顔を見せながら、ホール間のインターバルではギャラリーとのハイタッチもあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭