今度はパ首位打者・森が右肩痛…西武の止まらない故障禍

公開日: 更新日:

 負の連鎖が止まらない。

 8月に入ってからケガ人が続出している西武。7日は前日に先発して2回で降板した今井(21)が腰の張りで登録を抹消された。1日にはリーグトップの32盗塁をマークしていた金子(29)が死球を受け、右大腿骨骨挫傷で戦線離脱。不動の遊撃手の源田(26)は2日に左太ももを痛め、いまだスタメン復帰できずにいる。6日には2番手捕手の岡田(30)が左親指の靱帯を損傷、長期離脱は確実だ。右足のケガでベンチスタートが続いていた中村(35)は昨7日に復帰したものの、ただでさえ故障の多い選手。辻監督が「打線が組めない」と頭を抱えるのは無理もない。

 そこへもってきて、主力にケガ人予備軍がいる。

 もっか打率.333、14本塁打、66打点でパの首位打者の捕手・森(24)だ。右肩を痛めており、6日は試合前練習を一時中断。トレーナー室で治療を行った。

 ある球団OBは「首脳陣も可能なら、いますぐにでも休ませたいそうですが……」と、こう言う。

「中軸の森まで抜けようものなら、それこそチーム崩壊の危機。休ませたくてもできない、というのが現状のようです。右肩のケガなので、スローイングにも影響が出る。当面、捕手業は休み休みになるのではないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…