42歳福留と来季も契約へ 虎の貴重戦力に50歳現役の可能性
「その近本も守りは下手で肩も弱い。徹底研究される2年目はどうなるかわからない。福留は数字(79試合、打率.251、7本塁打、35打点)は大したことないが、この日のように外角の難しい球をスタンドへ運ぶ力もあるし、ボテボテでも進塁打で走者を進める仕事もできる。今季限りで引退濃厚の鳥谷(38)と違い、若手に対しては助言だけでなく説教もする。44歳まで現役だった金本は肩の故障で遠投はできなかったし、最後の2、3年は打者としても戦力になっていなかった。福留は今のチームならフルシーズンは無理でも主軸を打てる。というか、主軸に置かざるをえない状況だ。とはいえ、来季43歳の福留をレギュラーから引きずり降ろせる若手が見当たらないことは育成の面で問題ですよ」
ロッテ福浦(43)は今季限りでの現役引退を表明しているため、来季は球界最年長となる福留。イチローが夢見た「50歳まで現役」も阪神なら可能かもしれない。