U18W杯で米国撃破も…大船渡・佐々木だけ“モヤモヤ”のナゼ

公開日: 更新日:

■タオルで顔を覆ったまま…

 佐々木は練習中に撮影をするカメラマンに対しても、シャッター音に過敏に反応、イライラを見せたこともあった。

 地元・岩手の高校野球関係者の話。

「4月のU18合宿紅白戦で163キロを投じ、メディアは『令和の怪物』と大騒ぎ。取材は過熱の一途をたどった。大船渡高校はこの騒動に対処すべく取材規制を設け、全校生徒に『佐々木君のことを聞かれたら学校に聞いてください』と、答えるように異例の指示をしたほど。マウンドで剛速球をバンバン投げ込む姿とは裏腹に、普段は自分とあまり関わりのない人と必要以上に接点を持つことを好まない控えめな性格。学校のクラスメートとの連絡網にも入りたがらないそうです。常に注目を浴び続けることがストレスになっているのかもしれない」

 2日前の30日にはマメを悪化させて以来、初めてキャッチボールを行った。その直前、投手担当の平川コーチ(北海高校監督)がマッサージを受ける佐々木の様子を気にかけ、歩み寄って話し掛けた。その日は好天で日差しが強く、佐々木は寝転がってあおむけになり、「スヌーピー」の刺しゅうが施された水色のマイタオルを顔にかけていたのだが、平川コーチに話し掛けられてもタオルを取らず、顔を隠したまま会話をしていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も