マラソンで人類初の2時間切り キプチョゲが1時間59分40秒
人類初の2時間切りだ。男子マラソンで2時間1分39秒の世界記録を持つエリウド・キプチョゲ(34=ケニア)が12日、ウィーンの特別イベントで、フルマラソンを1時間59分40秒で完走。2時間の壁を突破した。
イベントは2時間切りを目的としたもの。ほぼ平坦な周回コースで、41人のペースメーカーが1キロあたり2分50秒のタイムで走れるようにサポート。国際陸連からは世界記録として公認されないが、人類初の偉業達成にキプチョゲは「ゴールの直前は人生で最高の瞬間だった。
人間には限界がないというメッセージを伝えられたと思う」と会見で喜びを語った。