女子プロ随一の人格者・笠りつ子の暴言騒動に「意外」の声
性格の良さが語られる一方で、こんな声もある。
「2010年から8年連続で賞金シードをキープしていたが、昨年は母親を病気で亡くして精神的に落ち込んでいた時期もあり、賞金によるシード権を失ったこともショックだったようです。今年の女子ゴルフ界は『黄金世代』『プラチナ世代』が注目を浴びるようになり、20歳前後の若い世代が台頭。30歳を過ぎて力は衰えたものの、これまで5勝を挙げているプライドもある。人気の中心にいる渋野日向子(20)は笠と同じマネジメント会社と契約。カネになる選手を大事にしますからね。フラストレーションがたまっていたのかもしれません」(前出の関係者)
ゴルフ界の不祥事といえば、片山晋呉(46)が昨年起こしたプロアマ騒動が記憶に新しい。このときは罰金30万円と厳重注意処分にとどまり、甘すぎると批判が出た。
笠は今季32試合に出場し、ここまでの獲得賞金は3922万9250円(27位)。シード権復活は間違いなかったが、どんなペナルティーを受けることになるのか。