ビーチW杯日本はA組全勝1位で決勝T進出 小牧がゴラッソ!
左サイドのFP田畑からパスを受け、ボールの落ち際を右足でジャストミート。「バチン!」という音という音が聞こえたと思ったら、ボールがスイスのゴールネットに突き刺さっていた。場内アナウンサーが、興奮しながら「ゴラッソ!(素晴らしいゴールの意)」と絶叫するほどだった。
試合終盤に2失点した日本だが、5-3で逃げ切りに成功。グループステージA組を3戦全勝で切り抜け、同組1位で決勝トーナメントに進出した。現地時間28日午後9時キックオフの準々決勝ウルグアイ戦に臨む。
■小牧「決勝Tでは自分のリズムでプレー」
試合後のラモス監督が今大会初ゴールのFP小牧についてこう言った。「これまで自分自身に納得いかない部分もあっただろう。でも今日のゴールで気分的にも吹っ切れただろうし、今後の試合でも期待している」
取材エリアに出てきたFP小牧は時折、笑みを浮かべてコメントした。「目の前には相手のGKだけ。選択肢はシュートしかなかった。ゴールを決められて本当に嬉しかった。ラモス監督にはずっと日本代表に選んでもらいながら、迷惑ばかりかけてきました。今日のゴールで2戦目までのモヤモヤとした気持ちが吹っ切れた気がする。ラモス監督の期待を応えられるように決勝トーナメントでは、自分のリズムでプレーしていきたい」