遅咲きのエース大橋悠依 メダル取りに必要な「5つの条件」
表彰台は狙えるか。
長崎氏が続ける。
「金は難しくても、銀、銅メダルの可能性は高い。リオ五輪の選考漏れや世界水泳での泳法違反の失格など、ここぞという場面で力を発揮できないところがあります。さらなるメンタル面の強化と最後の準備、つまり目標レースで最大限の力を発揮するための本番直前の調整期間での練習、体調、人間関係、栄養、精神状態が100%になるように、チームが彼女を支える必要があります。ここさえクリアできれば、メダルは十分に可能。自分にとっての『強み』は何か。自分は持っていて(ライバルの)ホッスー選手にないものは何かを見つめ直すこと。24歳だからこそ冷静に受け止めることができるはずで、いい結果につながると信じています」
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