クーデター騒動の男子ゴルフ 青木会長が切り崩し工作文書

公開日: 更新日:

<根も葉もないフェイクニュースが一部で流れ、理事候補への誹謗中傷が行われています>
<この4年間、私にも至らないところはあったと思います。そこは真摯に受け止めて改善します>
<ご賛同いただける方は、原案を支持する総会委任状を返送してください>

 人気低迷で試合数が減り続ける男子ツアーの惨状を訴えてきた評論家・宮崎紘一氏がこう言う。

「功成り名を遂げたゴルフ界のレジェンドが現職にしがみつき、何も変えようとしない。晩節を汚すだけで情けない。なぜそこまで会長にしがみつくのか理解できない。文書にはいくつもの嘘があります」

 まず、2016年の会長就任時に自ら「2期4年」と任期を区切っていたのだ。

「もともと会長はやりたくなかった、というのが青木さんの本音です。プロゴルファー一筋の人生であり、交渉事とか組織運営には無縁で会長職に不向きだというのは本人が一番よくわかっている。ただ、選手に担ぎ上げられて、『そこまで言うのなら』と引き受けた。しかし、年齢を考えたら2期4年がいいところだろう、だったのです。4年間の在任中にうまみを知って離れられなくなったのか、周囲にそそのかされているのかもしれません」(ツアー関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…