クーデター騒動の男子ゴルフ 青木会長が切り崩し工作文書

公開日: 更新日:

■詳しく触れないフェイクニュース

 また文書にはフェイクニュースが具体的に何かを書いてない。

 理事を誹謗中傷という文脈から、定款を変えてボランティアだった理事に役員報酬が支払われるようになったことや、4500万円の資金を投じたイケメンプロジェクトの失敗、男子プロの肖像権ビジネス利権、それに青木企画社員の村田理事への報酬はJGTOに肩代わりさせたのではないか、と日刊ゲンダイでも指摘してきた4項目だと推察できる。

 いずれも根も葉もないことではなく事実だ。

「ツアープロたちも3理事が機能していないと指摘しており、実際、不手際や利益相反行為に当たる部分の証拠はそろっています。文書は苦しまぎれにしらを切っているようですが、事の重大さをまだ認識できていないのがよくわかります。体制維持に一生懸命で、自分たちは間違っていない、自分たちに票を入れて欲しいと焦っているようにしか見えません」(前出の宮崎氏)


■現場からの悲痛な叫びに耳貸さず

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…