球界実力者が次々と言及「プロ野球16球団構想」の現実味
■静岡市「具体的な計画はまだ」
静岡市のスポーツ交流課は本紙(日刊ゲンダイ)の取材に以下のように答えた。
「球界参入の準備というと、少し言葉が強いですけど……。他の都市を含めて、将来的にNPBの球団を地元につくることを目指しているのはその通りです。ただ、具体的に何か計画が進んでいるというわけでもない。まだ勉強中ということです。たとえば、楽天さんが新球団をつくったときに本拠地球場(県営宮城球場、現楽天生命パーク宮城)を改修したように、我々もボールパーク化する必要があるのでは? などという話です。(新潟市などの)4都市の協議? ウチが音頭を取っていますが、あくまで情報共有。随時、必要なときは集まって、情報を交換している最中です。地元企業との話し合いなど、具体的なアクションはまだです」
新潟市のスポーツ振興課も「協議や準備という表現がふさわしいかはわかりませんが」と、前置きしてこう続ける。
「勉強会はしていますよ。仮にNPBのチームができたらどんな影響があるのか、経済効果はどうなるのか、などです。チームができつつあるとか、どの企業に話を持っていくとか、そこまでの話ではありません」