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六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

JFAが支援制度創設…今こそサッカー界の底力に期待したい

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 今後はレフェリーやクラブ役員、さらには医療従事者にも支援の輪を広げていく考え。そのためには「7億円ではとても足りない」と田嶋会長は言う。そこで「(サッカー界の諸)先輩たちが蓄えたものや(天皇杯)100周年で貯めたものなど諸々ある財源」を支援に回す予定という。

■支援金の税源は7億円ではとても足りない

 具体的にはクラブ(スクール)への支援額としては100万円を上限に80万円、60万円と柔軟に対応していく。申請はWebになるが、電話による相談窓口の設置を急ぐという。融資(無利子で長期の返済)なのか、給付になるのか、その判断は「ベースとして(申請者の)性善説を考えているが、47都道府県にも調査してもらいます。第1種(プロを含む社会人)から第4種(小学生)と女子もあるので、どのくらい逼迫しているのか、プロに調べてもらいます」と支援対象が多岐に渡る難しさも滲ませた。

 これらの施策は「5月14日の(JFA)理事会でのゴーサイン(が必要)ですが、事前にアナウンスしてゴールデンウィーク明けには受け付けを始めたい」と迅速に行うことを明らかにした。

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