巨人2年目の山下は開幕レギュラーも…「丸2世」と恩師評価

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 巨人原辰徳監督(61)が19歳の新星をベタ褒めした。18日に球団が配信した動画で育成出身の高卒2年目外野手・山下航汰(19)について、「弱冠2年目の20歳に満たない選手とはいえども、ジャイアンツのレギュラーに入るだけの戦うだけの力を持っている」とレギュラー抜擢の可能性に言及したのだ。

 高崎健康福祉大高崎出身。新人時代の昨季は、育成入団の1年目では史上初となるイースタン・リーグ首位打者(打率・332)を獲得した若手有望株だ。

■打撃コーチを質問攻め

 昨年まで巨人で巡回打撃コーチを務めた内田順三氏がこう語る。

「高校時代に75本も本塁打を打ったというので、楽しみにしていました。最初に見た印象は、それほど上背(174センチ)はないのに、オリックスの吉田(正尚)のようにフォロースイングでバットが背中を叩くまで振り切れ、しかも、広角に打てる。ヘッドスピードもあったので本塁打の数も納得しました。ミート力というか、正確性、再現性も高いので打率が残るだろうなと。さらには、積極的に打っていけるので三振が少ない。追い込まれても球際でファウルができて粘ることができる。打撃に関しては、高卒1年目から言うことがないほど完成されていましたね」

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