野手登板に巨人OB賛否分裂 原“傲慢采配”を呼んだ真の問題
「堀岡が自ら悪送球、押し出し四球、満塁本塁打を打たれて1死しか奪えずに降板。増田大の投入は、自滅した堀岡はもちろん、投手陣を管理する宮本(投手チーフ)コーチへの見せしめになってしまったのは確か。投手コーチの立場としては、野手をマウンドに送り出すなんて、これ以上ない屈辱です。ただ、増田大には以前から準備させていたというし、今年はコロナ禍で過密日程が組まれている。采配うんぬんの前に、大きな問題は他球団にある。もし巨人が首位を快走していなかったら、もしセ・リーグが混戦だったら、どんなに大差がついても、原監督はあのような投手起用はしなかったはず。開幕から巨人に一方的にやられ続ける阪神(2勝5敗)、広島(2勝6敗1分け)、DeNA(3勝6敗)などがしっかりしないから、原監督は大胆なことをやってのけられるのです」
2位とは4ゲーム差。どこかが突き上げて来ない限り、原監督の“やりたい放題”はこれからも続く。