大坂なおみ全米2度目Vで稼ぎは? “BLM”貫き米財界が熱視線
今年の賞金も昨年の7億円超え確実
それなら今回の全米制覇で、大坂の稼ぎはどれくらいまで膨れ上がるのか。
米経済誌「フォーブス」が、今年5月に発表したアスリートの収入ランキングによれば、大坂の昨年の年収は3740万ドル(約40億円)。2015年のマリア・シャラポワの2970万ドル(当時のレートで約36億2000万円)、昨年のセリーナ・ウィリアムズの3600万ドル(約38億円)を上回り、女子アスリートでは史上最高額を稼いだ。
大坂が昨年、テニスで稼いだ賞金は約7億円だった。フォーブスの計算は昨年6月以降に稼いだ金額だから、1月の全豪優勝賞金約3億2000万円は含まれない。したがって40億円の大半はスポンサー収入ということになる。
仮に15社からのスポンサー収入を36億円とすると、1社平均2億4000万円。新たに5社がスポンサーに名乗りを上げれば12億円増の計52億円になる。前哨戦の準優勝、そして今回の優勝でテニスプレーヤーとしてひと皮むけたことを証明しただけに、全米制覇の約3億2000万円を含め賞金も昨年の7億円を上回るのは確実。世界ランキングも3位に浮上した大坂に米企業が殺到、フトコロはさらに潤いそうだ。