松山英樹グリーンの苦悩続く パット決まらず1オーバー33位
初日単独首位のJ・トーマス メジャーの戦い方を熟知
初日首位に立ったのはジャスティン・トーマス(27)だ。ヤングガンズと呼ばれる勢いのある若手プロであり、6バーディー、1ボギーとタフな会場を攻め続けた。「グリーンは予想よりもソフトだった」と驚いた選手が多く、午前組のトーマスにとって有利だった。
試合前、「コースの難しさは受け入れるしかない。さもないとやられてしまう。ボギーもたくさん叩くだろうし、打ってはいけない場所に行くこともあるだろう。でも恐れてはいけない。プレーにためらいがあってはいけない。チャンスがあればバーディーを狙っていく。必要以上にコースが難しいと考えることもないだろう」と語っていた。
全米オープンに勝つにはボギーを叩かず、少ないバーディーチャンスを決める戦い方が鉄則だ。しかし、初日は事前予想よりも好スコアが続出した。5アンダーの「貯金」を手にしたトーマスが17年全米プロに続くメジャー2勝目に前進したといえる。