DeNA収入減でソト&オースティン流出か…複数球団が熱視線
4日の中日戦、DeNAのオースティンが3本塁打、6打点の大暴れで勝利に貢献した。
昨オフ、主砲の筒香がポスティングでメジャー移籍。その穴を埋めるべく、年俸1億円プラス出来高の1年契約で入団した。今季は2度、故障で登録を抹消されるなど、40試合出場にとどまっているが、これで13本塁打、38打点。持ち前の逆方向にも長打を打てるパワーと技術を生かし、3試合に1本のペースでアーチを量産している。
オースティンは今季で契約は切れるが、米メディアのESPNによると、来季契約は球団に選択権があるという。球団OBが言う。
「DeNAでは、1年契約のロペスに加え、昨季まで2年連続本塁打王を獲得したソトも2年契約が満了する。球団としては今年37歳で衰えが見えるロペスはまだしも、ソトとオースティンは残したいでしょう。しかし、DeNAはコロナ禍によって観客動員が減るなど大幅な収入減となる上に、親会社も20年3月期決算で約500億円の赤字を計上した。年初時点で860億円の現金資産を持っているとはいえ、球団は近い将来の独立採算を目指しており、助っ人たちに大金をかけられないともっぱら。流出やむなしで、新助っ人獲得に活路を見いだす可能性もあります」