162km阪神藤浪にサイドスロー転向案が再浮上していた仰天

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■元横浜の北方はイップスに苦しんだ

 藤浪は昨年3月、二軍調整中にサイドスローを試したことがあった。その後は立ち消えになったとみられていたが、再びサイドスローにされる可能性もあったのだ。ライバル球団の編成担当はこう話す。

阪神は昔から欠点を修正することにとらわれがちで、長所を生かす指導ができない。かつての郭李や中込のように、快速球がウリだった本格派投手が軟投派として小さくまとまったケースは枚挙にいとまがない。横浜(現DeNA)の2011年ドラフト1位で、今はドジャース傘下のマイナーに所属する北方悠誠(26)は、最速158キロを誇りながらも制球難に苦しんだ揚げ句、プロ3年目にサイドスローに挑戦したことでイップスになるなど、いよいよ制球難に拍車がかかった。ほぼ才能だけで投げている天才型の藤浪のフォームを変にイジれば、それこそ取り返しがつかないことになっていたかもしれません」

 くだんの活躍でさすがにサイド転向案は消滅するだろうが、藤浪は阪神にいる限り、自分自身の力で完全復活を果たすしかない――。

■福留戦力外通告

 福留孝介(43)が戦力外通告を受けていたことが21日までにわかった。今季は43試合で打率・154、1本塁打、12打点。

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