松山英樹3打差5位T 初の60台発進も「全体的に悪い」と不満
【マスターズ】第1日
大会初日は雷雨のため2時間45分の中断があり、44選手がホールアウトできずに日没サスペンデッドになった。
前週のヒューストン・オープン2位と調子を上げてマスターズに乗り込んだ松山英樹(28)は、5バーディー、1ボギーの68で回り、7アンダー暫定首位のP・ケーシー(43=英国)に3打差の5位タイだった。
この日は予報が出ていた北風は穏やかだったが、雨の影響でティーショットはランが出なかった。その一方でグリーンはウエットになり、鏡のようなと形容される会場名物の高速グリーンはボールがビタビタ止まりバーディー合戦の様相になった。
イン発進の松山は、13番パー5の2打目をクリーク手前にレイアップし、3打目をピンそば50センチにつけてバーディー先行。続く14番パー4では左ラフからの2打目がピン左1メートルとショットがさえて連続バーディーを奪った。
ショットは切れていたが課題はパットだ。
12番3メートル、15番2・5メートル、18番2・5メートルと絶好のバーディーチャンスをことごとく外し、転がりが例年より遅くなったグリーンにアジャストできなかった。