菅野メジャー挑戦に「球団こだわりない」…希望はないのか
ポスティングによるメジャー挑戦を試みている菅野智之(31=巨人)。メジャーの移籍市場では今年のサイ・ヤング賞投手であるトレバー・バウアー(29=レッズからFA)に次ぐ位置付けという声もあるにはある。メッツが欲しがっているとか、いや、有原を獲得したレンジャーズが実は菅野も狙っているといったウワサすらあるが、さっぱり聞こえてこないのが本人の意思だ。
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いまのポスティングシステムは、移籍金付きFAのようなもの。獲得球団は契約合意後、所属球団に移籍金を払う義務が生じるが、基本的に本人がプレーする球団を選べるシステムだ。本人は「球団のこだわりはない」と公言しているものの、本当に希望球団はないのか。あるとすれば選択基準は何か。
「優勝争いできる球団だと聞いています」と、ア・リーグのあるスカウトがこう言った。