離脱1号は田口 宮本コーチに引導渡す桑田補佐“1000球指令”
巨人の離脱者第1号は田口麗斗(25)だった。右太もも裏の張りのため、宮崎キャンプを離脱。すでに帰京し、三軍に合流予定となっている。
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開幕ローテーション入りを果たした昨季はシーズン途中に中継ぎに配置転換。5勝7敗、防御率4・63だった。今季は先発ローテを取り戻すべく、例年以上に自主トレからランニング量を増やすなど自身を追い込み、宮崎入りしていた。さるチーム関係者がこう言う。
「田口は毎年のようにポッチャリした体形でキャンプインするから、周囲に『太り過ぎ』『腹が出ている』と指摘されるのが恒例だった。それが、今年はホッソリした体形で登場。宮本投手チーフコーチら首脳陣を驚かせた直後の離脱です。宮本コーチは『ケガをさせない指導』に定評がある。それでも田口が張り切ったのは、『キャンプ中に傾斜で1000球』のノルマなどを公言している桑田真澄投手チーフコーチ補佐が加入した影響は少なからずあるでしょう。桑田補佐は『体が出来上がった20歳から25歳までは投げ込みも走り込みもガンガンやらないとダメ』と話している。田口はちょうど25歳です」