阪神ドラ1佐藤が大当たり 大絶賛のOB福間氏が指摘する課題

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 初の対外試合で大当たりである。阪神ドラフト1位の佐藤輝明(21=近大)が9日、日本ハムとの練習試合に「2番・左翼」でスタメン出場。3打席目に右腕・鈴木健矢の内角低めのスライダーをうまくとらえ、右翼ポール際へ2ランを放つなど、3安打3打点の大活躍を見せた。

 在阪マスコミは早速、「佐藤祭り」に沸いているが、1985年優勝メンバーの福間納氏も、「しっかりとバットを振れているし、飛ばす力は天性のものがあります。いくら練習試合といえどもプロが相手。新人が簡単に本塁打を打てるものではない。近年の阪神のドラフト1位新人で、いきなりここまで打つケースは珍しい。大したものだと思います」と舌を巻いた。

 2018年「ドラ1」の近本は初の対外試合でマルチ安打をマークしたものの、15年「ドラ1」の高山は3打数1安打。16年「ドラ1」の大山は3タコだった。

「本塁打した打球はファウルになってもおかしくなかったが、体をうまく回転させ、右手一本で右翼へ運びました。佐藤のスイングはアッパー気味なので、低めの変化球に合わせやすいのでしょう」(福間氏)

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