山口俊がジャイアンツと契約も 巨人に“7月出戻り”復帰の目
巨人投手陣は、畠、桜井、高橋、平内といった開幕ローテを争う当落線上の若手が揃って好調。今のところ順調に調整を進めている。ただ、エース菅野やサンチェスといった軸になる投手はまだ実戦登板していない。
「メジャー移籍を断念して調整が遅れている菅野を含め、フタを開けてみないと分からない投手陣に、原監督は不安を感じている。メジャー流出の可能性があった菅野の穴埋めが主な目的だったとはいえ、井納のFA補強や1月に桑田投手チーフコーチ補佐を引き入れたのも、そんな懸念材料から。連覇中のセ・リーグの戦いは良くても、2年連続日本シリーズで4連敗を食らった『打倒ソフトバンク』には、ピースが足りないとみているのです」(前出の米球界関係者)
だから巨人は支配下登録の枠を空けて待ち続ける。移籍期限の7月いっぱいまで“出戻り”の可能性はありそうだ。