高橋彩華が1位発進 黄金世代の実力者は孤独のスイング改造
1日の国内女子ゴルフツアー、「ヤマハ・レディース葛城」の初日。6バーディー、ノーボギーの66で回った高橋彩華が小祝さくらと並んでトップに立った。
小祝、渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの22歳。アマチュア時代は、2016年の日本女子アマを制し、ランキング1位になるなど「黄金世代」を牽引する存在だった。が、18年のツアー参戦以降、未勝利。すでに9人が優勝を果たしている同期に差をつけられた。
しかし、オフにコーチと二人三脚で取り組んだスイング改造が奏功。切り返しでシャフトを寝かせるレイドオフをものにし、ショットが安定してきたという。
先週は3位タイでフィニッシュし、初優勝の手応えをつかんでいるようだ。
同じようなスイング改造に着手している渋野は苦戦している。こちらはコーチとたもとを分かち、ほぼひとりでの挑戦だ。
高橋が悲願の優勝を手にしたとき、コーチの必要性を痛感するかもしれない。