アスリートがワクチンに殺される…副反応で体調不良が続出
こうした副反応を恐れ、五輪欠場を示唆する選手も。ロンドン五輪銀メダリストである陸上のヨハン・ブレーク(31=ジャマイカ)は「ワクチンを接種するぐらいなら、東京五輪を欠場した方がまし」と発言。米国オリ・パラ委員会の医事責任者は今年1月、副反応によるパフォーマンス低下を懸念するアスリートが多く、ワクチン接種を拒否する選手が出る可能性を指摘していた。
国際オリンピック委員会(IOC)は各国の接種状況に差があることから、接種を推奨にとどめ、東京五輪の参加条件には定めていないが、韓国や豪州ではコロナ対策として、五輪代表選手の優先接種が始まるなど、五輪参加のための必須条件になっているといっても過言ではない。
ワクチンによる副反応で苦しむことになれば、調整遅れは避けられず、肝心のパフォーマンスにマイナス影響を及ぼすのは必至。とくに日本は世界と比べてワクチン接種が遅れている。東京五輪開幕は7月23日だが、接種がずれ込むほど、リスク回避は困難になる。
このままではアスリートは五輪以前に、ワクチンでボロボロにされる。