ソフトBバレンティンは10億円もらって“二軍の肥やし”に
いまやその存在すらも忘れ去られつつある。
14日、ソフトバンクのバレンティン(36)がタイムリーを2本……と言っても二軍戦の話だ。
もっかソフトバンクはグラシアル、デスパイネが離脱。こんな時こそ第3の助っ人の出番のはずだが、一軍に呼ばれる気配すらないという。
バレンティンは2019年オフに2年総額10億円の超高額契約で入団。しかし、1年目の昨季は60試合で9本塁打、22打点、打率.168と期待を大きく裏切った。契約最終年の今季こそはと思いきや、この体たらくである。
古巣ヤクルトの関係者は「ソフトバンクのチームカラーに合わなかったのでは」と、こう言う。
「ウチのように最初からレギュラーが確約されていればまだしも、ソフトバンクではグラシアル、デスパイネとの出場枠争いですからね。そうした血眼の競争はどうも彼の性格的に向いてないというか……。まあ、右手骨折のグラシアルは長期離脱が確実なので、ようやくやる気を出し始めたのかもしれませんが」
ちなみに二軍戦の打率はこの日の2安打で.267。前日までは.214だった。いずれにせよ、今季が日本球界最終年となりそうだ。