久保建英「自分は追う立場、ボールを持った時に違いを」
自身が思い描いたような成長曲線は辿れていないが、スペインで紆余曲折を味わったこの2年間にも収穫はあった。
■「ボールの扱いに長けているのは頑張ってきた対価」
「僕はボール扱いに長けているし、自分でもうまいと思う。それは今まで頑張ってきたことの対価。ボールを持った時に違いを出したいといつも言ってきたので、それを少しでも見せていきたい」と本人も言うように、非凡な技術を駆使したプレーを前面に押し出すことが肝要だ。
課題と言われた守備面も成長の跡が見られるし、球際やハードワークにも磨きがかかった。それを結果に結び付けられれば、森保監督の評価も変わるに違いない
果たして久保建英は天才として成功するのか、凡人のままで終わるのか。彼は今、まさに大きな岐路に立たされている。