五輪組織委「おもてなし」を勘違い…ワガママ優先で法律・ルール無視のこびへつらい
これも組織委員会の教育か。
2日に発覚した五輪ボランティアによる当て逃げ事故。首都高で車2台にぶつかりながら逃走し、ケガ人も出た。このボランティアは警察に「五輪スタッフの送迎を優先した」と話したという。
もちろん、運転手の行いが言語道断であることは言うまでもない。しかし、事故の根底にあるのは彼らボランティアを統括する組織委の「五輪優先思考」だろう。
去る1日、文春オンラインが配信した記事でも、組織委の“勘違い”が報じられた。
記事内で言及されているのは、夜間送迎を行う都内のタクシー会社への説明会。ある運転手が「警察や外務省などを含めて、どこからの指示が最優先なのか」と質問したところ、組織委は「五輪関係者です」と返答。さらに運転手が「では富士山に行けと言われたら?」と質問すると、「行ってください。『レストランに行きたい』と言われても行ってください」と事もなげに答えたという。
■ワガママ優先