カーリング強豪・北海道銀行から女子4人脱退 活動継続もスポンサー不在で大ピンチ!
別々の道を歩む。
11日、女子カーリングの強豪・北海道銀行が4人の選手との契約終了を発表。4人は「フォルティウス」として活動を継続し、あとの2選手は2026年ミラノ五輪に向けて若手育成に舵を切った「北海道銀行女子カーリング部」の一員として活動する。
抜けたのは10年バンクーバー五輪代表の近江谷杏菜、14年ソチ代表の船山弓枝と小野寺佳歩、スキップ吉村紗也香の主力4人。今年9月、北京五輪選考会を戦ったメンバーだ。
選手たちと北海道銀行サイドの話し合いが行われたのは9月下旬。北京五輪選考会でロコ・ソラーレに敗れ、26年のミラノ五輪を目指す中で、若手強化を重視する北海道銀行サイドの方針と、選手サイドの意見が合わず、物別れに終わったようだ。
その結果、契約終了となる彼女たちはスポンサー不在という危機に立たされている。
チームでトレーナーを務め、4人と活動を続ける松井浩二氏は「大ピンチです」と、こう言う。
■スポンサー、コーチ探しに奔走