日ハムは斎藤佑に11年間で4億円“投資” ハンカチ王子の心を折った2012年栗山監督の非情
そんな斎藤に対し、自身も今季限りで退任する栗山英樹監督(60)はスポーツニッポン紙を通じメッセージを送った。その中で「オレに力がなくて、もっと活躍させてやれずに申し訳ない」と謝罪しているが、別のOBはこんな話をきかせてくれた。
「栗山監督は就任1年目の2012年の開幕投手に斎藤を指名した。開幕投手を任せたということは、エースのダルビッシュがメジャー移籍で抜けたその年の先発ローテは斎藤を中心に回すことを意味する。実際、斎藤はダルの抜けた穴を埋めると張り切っていたし、開幕の西武戦は完投勝利をおさめた。ところが、5勝目を挙げて以降、6試合連続で勝ち星がつかないと、栗山監督は登録抹消した。その年の開幕投手に見切りをつけたのです。斎藤が故障以外で二軍落ちするのは初めてのこと。かなり落ち込んだというか、腐ってしまった。あの一件は大きかったと思う」
斎藤がプロでパッとしなかった責任は栗山監督にもあるというのだ。