女子は11試合連続で「23歳以下」が優勝 渋野「30歳越えてもバリバリ」願望は超難関?

公開日: 更新日:

 2021年はここまで32試合を消化して、22試合で23歳以下が優勝している。6月の全米女子オープンに大会史上最年少で勝った笹生優花や国内のバンテリン女子オープンVの山下美夢有は19歳(当時)だった。

 今年、複数の大会に勝っている選手も、7勝の稲見萌寧(22)を筆頭に、4勝小祝さくら(23)、3勝西村優菜(21)、2勝が勝みなみ吉田優利(21)。みんな23歳以下だ。30歳以上の複数Vは、元世界ランク1位で日本ツアー通算28勝の申ジエ(33)だけである。

 さらに言えば、7月末の楽天スーパーレディースから前週まで、11試合連続で23歳以下の優勝が続いている。

 ちなみに、今年、申以外の30歳超で勝っているのは、上田桃子(35)、笠りつ子(33)、菊地絵理香(33)、若林舞衣子(33)の4人。

 そんな国内ツアーで戦っていれば、22歳の渋野が「30歳を越えてもバリバリやっていたい」と願う気持ちはよくわかる。

 さて、もっか通算8アンダーで首位のささきしょうこは25歳。1打差2位には33歳のベテラン笠りつ子と勝みなみ、そして26歳の金澤志奈。2打差には33歳の菊地絵理香と穴井詩、そして24歳の石川明日香の3人。4打差の通算4アンダーには21歳の古江彩佳と稲見が控える。

 終わってみれば、またまた23歳以下の笑顔となるのか。それとも30歳超がストップをかけるか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に