6日目に古江5位、渋野7位浮上で「Qシリーズ」大盛り上がり! 2人の“相棒”キャディー事情は?
「藤野キャディーが渋野とコンビを組んだのは2019年9月のデサントレディース東海クラシック。最終日、首位に8打差から大逆転優勝した試合です。藤野キャディーはグリーンのライン読みに定評があり、温和な性格で若い女子プロの気持ちを落ち着かせることにたけている。今は英語が話せない渋野にとっては、海外試合で頼れるパートナーです」(ツアー記者)
一方、多少は英会話ができる古江は、今年のエビアン(4位)や全英女子オープン(20位)でもコンビを組んだ外国人のベテランキャディーを使っている。
「古江は、渋野より飛距離は劣るが、長い距離のパー4もユーティリティーでバーディーチャンスにつけられる。ボギーが少なく安定感は抜群です。当然ですが、キャディーは稼げる選手につきたい。実際にバッグを担いだ今のキャディーは、古江が米国で戦えることをわかっている。米女子ツアーへの参戦が決まれば、コンビは継続されると思います」(前出の記者)
ちなみに、元世界ランク1位の宮里藍はもちろんのこと、米女子ツアー5勝の畑岡奈紗(22)にも専属の外国人キャディーがついている。海外で活躍するには、現地で選手やコースについての情報を交換している外国人の「相棒」がベストといわれているのだが。