キム・ヨナがワリエワ薬物摂取に噛みついた!見え隠れする「私怨」と「ビジネス戦略」
堂々と選手の本音を代弁した元女王の正論が支持されているわけだが、「ワリエワ批判の裏には私怨もありそう」(スポーツライター)といううがった見方も。キム・ヨナは五輪連覇を狙った14年ソチ大会で銀メダル。金メダルはロシアのソトニコワ(25)に譲る形となった。その後、大韓体育会と韓国スケート連盟が審判の不公正な人選をめぐって国際スケート連盟(ISU)懲戒委員会に提訴。審判にロシア連盟幹部の妻が含まれていたことなどを訴えたが、判定は覆らずに、訴えも棄却。現役最後の五輪は後味の悪いものとなった。
こんな話もある。
「キム・ヨナは現在、韓国国内でビジネスマンの卵として注目されています。母親が経営するマネジメント会社に役員として名を連ね、将来的にはその後を継ぐといわれている。キム・ヨナ自身はアイスショーやファッション誌のモデル、CM出演などを主な活動にしていますが、これは母親の会社のイメージアップという目的もあります。会社はキム・ヨナ効果でスポーツ選手との契約が増え、勢力が急拡大。ワリエワ批判によって、結果的に韓国国内での評価をさらに上げることになった」(前出のスポーツライター)
一部韓国紙によると、キム・ヨナは北京五輪での解説者のオファーをすべて断ったと報じられている。第一線からは距離を置いているようにも見えるが、緻密な計画が見え隠れする。