坂本花織が全日本完勝で五輪切符も…ロシア新星ワリエワとは「50点差」という厳しい現実

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 やはり強かった。

 フィギュアスケート全日本選手権の女子は、SP、フリーともにトップに立った坂本花織(21)が3年ぶり2度目の優勝を果たし、2大会連続の五輪切符を手にした。

 23日のSPは国際スケート連盟非公認ながら自己ベストの79.23点を叩き出すと、フリー前日の24日の午後は公開練習に参加。日が暮れた頃には、会場のさいたまスーパーアリーナの外周(約900メートル)をひとり、黙々と走り込んだ。自らタイムを計りながら1周5分程度のペースで計6周。昨春から一人暮らしを始め、ランニングが日課になっているという。

 こうして臨んだフリーでは、3回転ルッツ、フリップ、トーループなどすべてのジャンプを成功。154.83点をマークし、計234.06点で完勝した。

 大会前はこの日、男子優勝を決めた羽生結弦からも刺激を受けていたようだ。坂本は前人未到の4回転アクセルに挑戦する羽生のことを、「もう考えられないくらいすごい。言葉が出ない」と、周囲に漏らしていたという。

■ロシア選手権では圧巻の内容

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