渋野日向子は昨年同様“屈辱の4オーバー発進”…初日出遅れで見えた「負のデータ」
ツアー関係者が言う。
「ボギーかそれより悪いスコアで上がったホールの次のホールで、バーディーかそれより良いスコアをマークする確率をバウンスバック率という。渋野はボギーの後によくバーディーを取るのでバウンスバックは彼女の代名詞になっている。この日は逆に、バーディーの直後にダブルボギーやボギーを打って苦戦した」
関係者が続ける。
「渋野は20-21年シーズンは国内で24試合しか出場していない。すべての記録がランク外になっているが、パーオンしなかったホールでパーかそれより良いスコアを獲得するリカバリー率は62.1547%。この数字はランクに当てはめると36位相当でかなり低い。バーディー数は多いが、パーが拾えないことも多い。この日イーブンパー37位タイ発進の古江(彩佳)は爆発力はないものの、粘りのゴルフを見せる。同シーズンのリカバリー率は69.0748%(3位)でした」
屈辱の通算11オーバーから約1年。2日目からは成長の証しを見せて欲しいものだ。