ロッテ佐々木朗希は2月で球速163キロ! 今すぐ米国に連れてきたくなった
■サイ・ヤング賞を狙える器
情報提供者から送られてきた最近の練習試合の映像を見た。若干、テークバックが大きいと感じたが、以前より腕の振りはコンパクトで、投げ方自体も良くなっていた。3回で7奪三振。速いだけでなくコントロールもスプリットのキレもいい。映像を見ているうちに、いますぐ米国に連れてきたくなったほどだ。
監督は「楽しそうに投げている」と話しているそうだ。余裕や自信が出てきたのだと思う。
肩肘に負担がかかるのは日米を問わず、速球派投手の宿命のようなものだ。積極的にトレーニングをするようになったと聞くし、下半身がよりしっかりしてくれば、いま以上のピッチャーになるのではないか。
素材でいったら、メジャーでサイ・ヤング賞を狙える器であることは間違いない。メジャーはこれまで以上に彼をマークするだろうし、わたしもアメリカから彼の登板試合は欠かさずチェックしようと思っている。
(メジャーリーグ覆面スカウト)