マスターズ連覇かかる松山英樹 会場の改造は吉と出るか凶と出るか

公開日: 更新日:

 かつて、名手ベン・ホーガンが、「私がこのホールで2オンするのを見たのなら、私はセカンドショットをミスしたということだ」と語るように、グリーン手前に落として、3オン1パットを狙うというのが常道だ。

 今回の改造では、ティーマークを左15ヤードほど後方に下げて、さらにフェアウエーの右サイドの樹木を一部伐採。フェアウエーの輪郭を変えて、出場選手にグリーン右サイドからアプローチさせるように仕向けている。

 距離延長はわずか15ヤードだが、左ドッグレッグをショートカットすることが難しくなり、20~30ヤードは実質的に延びた感がある。

 3オン1パットが本来のホール攻略法であり、オリジナルなデザインを取り戻そうという意図があるのだろう。

 15番パー5は昨年、松山が最終日セカンドショットをグリーンオーバーさせて奥の池に転がり落とし、ボギーを叩いたホールだ。

 松山は15番で2日目バーディー、3日目イーグルを決めたが最終日のボギーで、このホールは4日間2アンダー。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭