マスターズ連覇かかる松山英樹 会場の改造は吉と出るか凶と出るか
コース改造はディフェンディングチャンピオンの松山英樹にとって有利に働くのだろうか?
これはマスターズが開催されるオーガスタナショナルGCのことだ。
■2ホール変わり、総距離35ヤード延長
同クラブは先月、報道向けマスターズ資料で2ホールの「著しい変更」があったことを発表した。
11番パー4と15番パー5だ。その一方、隣接コースの土地の一部を買収し、70億円とも80億円とも伝えられる改造を行った懸案の13番パー5のバックティーは、今年も使用されないもようだ。
改造された11番は、アーメンコーナーの入り口でありオーガスタではもっとも難しいホールの一つだが、松山にとっては相性は悪くない。
昨年は3日目にバーディーを奪い、このホールだけで4日間1アンダーとスコアを伸ばしている。
ホールはティーイングエリアがもっとも高く、グリーンに向かって打ち下ろしになり、わずかに左にドッグレッグしている。グリーン奥には池があり、ピンに向かって傾斜しておりピン手前に落とさないと、池まで転がり落ちるリスクがある。