ドイツFWニャブリ&ベルナーが日本DF陣を切り裂く…2人のスピードはアジアとはケタ違い
FWニャブリ(26)は所属先バイエルン・ミュンヘンでは右サイドのアタッカーを担当。代表ではトップに入ったり、チェルシー所属のFWベルナー(26)と前線でコンビを組むこともある。
ニャブリは16歳だった2011年夏に名門アーセナル入りし、17歳で公式戦デビュー。爆発的なスピードからシュートを放ち、機を見て味方に絶妙なラストパスを送る。
ベルナーは昨年10月の北マケドニア戦で2ゴール。4-0完勝劇の原動力となり、ドイツはこの日の勝利でW杯本大会出場を一番乗りで決めた。チェルシーでは3トップの左を務め、ニャブリと同様にスピードに乗った突破力で相手DFを混乱に陥れる。ともに得点力とアシスト力を備えたスピードスター。日本代表DF陣の脅威になることは間違いない。独1部ビーレフェルトの元コーチで評論家・鈴木良平氏(なでしこジャパン初代専任監督)がこう言う。
「ドイツは前線も中盤もタレントの宝庫。1トップにはベルナー以外にチェルシーの身長188センチFWハフェルツ(22)が入ることもあり、このハフェルツはトップ下でもプレーできる。ベルナーが1トップでニャブリが右サイドに入った場合、バイエルンの右サイドMFミュラー(32)がトップ下に入ったり、ハフェルツとダブルトップ下を担当したり、多くの主軸が複数のポジションをこなすことが出来るのも、現ドイツ代表の強みです」